あひるちゃんの子犬たち

ハプニングその③、あひるちゃんの子犬のことです。
魅虎ちゃんの子犬ちゃんがちょっと落ち着いた頃、あひるちゃんの子犬にも異変がありました。
産まれた時からあまりおかあさんに引っ付いてお乳を飲んでないなぁとは思ってましたが、暑い時期だったし、涼しい朝晩はしっかり飲んでいると思っていました。
8月に入って猛暑日が続いており、普段よりも頻繁に子犬ちゃんを見に行くようにしていました。
お昼に見に行った時は6頭とも元気にモゾモゾ動いていました。
次の3時・・・凍らせたペットボトルに子犬ちゃんをひっつけてあげるのですが、一番小さな女の子を持ったらぐったりしています。
“これはおかしい・・・熱中症?!脱水?!とりあえず家の中へ・・・”とすぐにこの子を涼しい家の中へ入れました。
まず体重を量ったらあまり増えていない・・・。次におしっこをさせてみたら、おしっこは結構出ました。
魅虎ちゃんの子犬ちゃんがもし脱水を起こしたら・・・ということで獣医さんからカテーテルをもらっており、それを使ってあひるちゃんの子に水分補給することにしました。

OS-1 5ccをカテーテルでゆっくりいれてあげました。これで様子をみて変わらなければ獣医さんへ行こうと考えていました。
しばらくするとモゾモゾと体を動かし始めました。次はミルクを5cc、またカテーテルで入れました。
これでしばらく様子をみることにしました。
一時間後、結構動くようになってきたのでシリンジでミルクをあげてみることに・・・。ちょっと元気がでたのかシリンジのミルクをペロペロなめて吸いついてくるようになりました。
また一時間後、次は哺乳瓶であげてみました。普通の元気な子のようにしっかり飲んでくれます。これで一安心・・・!(^^)!
またまたその翌日、次に体の小さい男の子がまた同じ症状に・・・。前回の例があるので同じようにすぐに対処をしました。
この異常な暑さ、次々と子犬が脱水を起こしていく・・・。

九州の犬友に聞いたところ、“10頭中8頭が死んだ。別腹の6頭は全滅・・・”とか言う話を聞いたので、元気な残りの4頭も定期的に水分補給・授乳をすることにしました。
今では脱水を起こした2頭も、他の4頭も元気に大きく成長しています。
現在も水分補給・授乳は続けています。
あひるちゃんも涼しい時にはお乳をあげているようですが、日中は仔犬がモゾモゾとお乳を飲みにいくと、サッと立ち上がって違う場所へ行ってしまいます。
そりゃそうですよね・・・40℃近い体温の子犬が暑い中、引っ付いてきたら逃げたくなりますよね・・・(-.-)。
手はかかりますがこのままずっとこの水分補給と授乳を続けて行きます。
あひるちゃんの子犬ちゃんをお待ちいただいている方々、子犬ちゃんは元気に成長していますのでご安心ください。もうすぐ離乳食を始める予定です(#^.^#)